続日本100名城

きしわだじょう

岸和田城

大阪府岸和田市

別名 : 岸ノ和田城、滕城、蟄亀利城、千亀利城
旧国名 : 和泉

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岸和田城
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岸和田城

岸和田城・天守復興70周年「秋」「冬」

https://kishiwada-castle-70th.jimdosite.com/

2024年11月、岸和田城は復興天守建設より丁度70年となりました。
各季節ごとにこれを記念した各種催しをしております。秋のイベントは12月8日まで。

そして冬はその締めくくりとして建設当時に行われた武者行列が復活。という事で只今参加者募集をしております。ご自身でお持ちの武将コスチュームや甲冑での参加も歓迎です。

ご応募お待ちしております。

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シャンシャン

コンパクトな城郭 (2024/09/03 訪問)

本丸と二の丸の石垣と水堀が残っており、一周10分くらいで回れるので散歩がてらにちょうどいい大きさ。
コンパクトな城郭ながら、珍しい巻き石垣や積み直しの石垣、広めの犬走りもあり見どころ多し。

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しんちゃん

八陣の庭と復興天守 (2024/02/24 訪問)

岸和田城は岸和田氏によって築かれたとされる古城を小出秀政が五重の天守を備えた本格的な近世城郭として整備されたとされています。
淡路洲本城と同じく、和泉砂岩で築かれた総石垣の城で、江戸時代から現代まで改修を繰り返して現在に至ります。
同じ砂岩でも名古屋城などに使用されている河戸石とは硬度が異なるようで、石の劣化の仕方にも特徴があります。要は「脆い」のが特徴で、年月を重ねてくるとボロボロに崩れてきます。表面が剥離している石も多く、これも特徴の一つのようです。
国の名勝とされる本丸の「八陣の庭」は昭和28年に築造された重森三玲氏による砂庭式枯山水庭園です。かつては五重の天守が築かれていましたが、文政10年(1827)落雷によって焼失し、以後再建がされずに近代に至り、昭和29年に鉄筋コンクリートで三重の天守として復興を遂げました。

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しんちゃん

和泉砂岩と桃色花崗岩 (2024/02/24 訪問)

岸和田城はかつて周囲を三~四重の堀で囲まれていました。今でも本丸の周囲と二の丸周辺に見事な水堀が残っています。石垣の部材の中でも最も脆い「和泉砂岩」を用いており、当然のように崩れてくるので延宝(1675)以降、花崗岩を用いて修復し続けてきた結果、複数の色が混在する石垣になっています。江戸時代の修復跡はそれほど目立たないですね。さすがに石垣が主体の時代の人達なので上手にまとめています。主郭北側に上側がうっすらと赤い石垣がみられますが、そのあたりですね。
問題なのが南東部分でモザイクみたいになってしまっています。地元ボランティア曰く「お金がないから」だそうです。違和感しかない。
「じゃあ、お金ちょーだい」と言われましたが‥返事は「出ません~」 こんな掛け合いが出来るのも大阪ならではです。
いろいろ地元自治体なりの事情があるようです。

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イベント情報

  • 2024年11月05日(火)~2024年12月08日(日)

    岸和田城

    岸和田城天守復興70周年記念パネル展

    復興天守建設中の数々の写真のほか、設計者・池田谷久吉氏の紹介や建設に携わった岩出建設株式会社所蔵品などを公開展示。開催期間中に会場の一つである岸和田城天守閣に入場(有料)された方や、期間限定販売の記念御城印を購入された方には、記念品を贈呈(なくなり次第終了)。 開催期間:11月5日(火)~12月8日(日)岸和田城(隅櫓・天守閣)9:30~17:00、岸和田市二の丸広場観光交流センター 9:00~18:00 入場料:岸和田城 天守閣 300円、岸和田城隅櫓・岸和田市二の丸広場観光交流センター 無料

※ 内容は変更となる可能性があります、予めご了承くださいませ。

城郭情報

城地種類 輪郭式平城
築城年代 応永年間(1394〜1428)
築城者 信濃泰義?
主要城主 小出氏、岡部氏
文化財史跡区分 府史跡(岸和田城跡)
近年の主な復元・整備 三好義賢、小出秀政、岡部宣勝
天守の現況・形態 複合式望楼型[5重5階/1597年築/改築]、複合式層塔型[5重5階/1619年改/焼失(落雷)]、連結式望楼型[3重3階/1954年再/RC造外観復興]
主な関連施設 復興天守、櫓、門、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、横堀(水堀)
住所 大阪府岸和田市岸城町9-1
問い合わせ先 岸和田市商工観光課
問い合わせ先電話番号 072-423-9486