先に謝っておきます。
スミマセン、2回に分けます…。
ということで、官兵衛の故郷にやって参りました。
その名も『黒田庄』。
電車ならJR加古川線本黒田駅下車が便利かと。黒田庄駅だと遠いのでお間違え無きよう(後でご紹介する兵主神社の最寄り駅ではありますが)。
マイカーならなお便利です。
で、最初に訪れたのは、もちろん黒田城。
天狗山から南西に続く尾根の先端にあたる小山に築かれた城…だと思ってました。
しかし実際はどうやら、天狗山の尾根づたいに曲輪が築かれていたようで、ちょうど中腹辺りに主郭があったのではと推定されているそうで。
但しあまり調査が進んでいないらしく登山道も全く未整備、私の服装があいにく軽装でもあるため今回はスルーして、頂上に現在お稲荷さんが祀られてるエリアのみの訪問としました。
車が3台ぐらい停められるスペースがあり、その近くに橋がかかっていますので、そこからスタート。
鳥居をくぐりながら登るルートもあるのですが、あえて麓から回り込むルートを個人的にオススメします。
このルート上には、黒田官兵衛生誕地にして黒田氏の日常生活の場だったという『姥が懐』というところがあり、そこから登ると、尾根を分断する堀切を見ることができるのです。
山頂には先述の通りお稲荷さんが祀られていて、そこが主郭といわれています。
土塁も堀切も見あたりません。平坦地のみが残ります。
もしかしたらこのエリア自体が出丸である可能性もあるかなと。詰めの城にしては狭いし標高低過ぎるような気が…。
しかしここからは黒田庄が見渡せます。眺めは以外と良いです(←失礼か)。
ちなみにここから西に500メートル程先に『多田構居』の跡があります。
市営住宅建設に伴った発掘調査で建物跡や遺物が出てきたそうです。ここが黒田氏が代々政務を執った所だといいます。
今は説明板があるだけで何にも残ってません。
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