だいぶ時間が空いてしまいましたが、佐賀旅行で巡った城の投稿の続きです。
唐津から列車を乗り継ぎ、吉野ヶ里へ。
最寄り駅はJR長崎本線の吉野ヶ里公園駅と神埼駅です。
私は西側の神埼駅側から吉野ヶ里公園駅へ向かうルートで見学してきました。
神埼駅前に卑弥呼の銅像があります。卑弥呼の銅像の指が指し示す方向に田んぼ道を歩いていくと、吉野ヶ里歴史公園の西口に到着しました。西口で入場券を購入し、園内へ。ガイドの方が園内を走る無料のバスの乗車をおすすめしてくれたので、バスで東口側まで移動し見学開始。
東口側のそばには、環壕と逆茂木があり、坂を上ると南内郭に至ります。
南内郭は「大人(だいじん)」の生活と政治の場だったと考えられており、物見櫓や竪穴住居、集会の館などが復元されています。
つづいて北内郭へ。こちらは、吉野ヶ里のまつりごとの最重要の場所で、壕が二重に巡らされています。主祭殿や司祭者の住居などが復元されています。主祭殿の内部では、儀式の様子なども人形で再現されているので一見の価値があると思います。
北内郭から北に進むと、北墳丘墓があります。ここは王の墓とされ、お祈りをする祠堂もあります。北墳丘墓の手前に甕棺墓列という弥生時代の墓地があります。ここでは甕棺の産出の様子も復元されていました。
一通り見学を終えて100名城スタンプは東口側の券売機そばで押印。帰りは吉野ヶ里公園駅から宿へ向かいました。
弥生時代の遺跡ですが、壕を見ると、土の城を見慣れている関東の人間としては、城と言っても差し支えない遺跡だなと個人的に感じました。
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