享徳の乱(1454~83年)に端を発する内訌を経て本宗家が滅亡、一族の岩橋輔胤が千葉氏を継承し、本佐倉城を築城、本拠を移します。
印旛沼に接する標高約36m の半島状台地に築かれた城は、三方を湿地帯に囲まれた要害で家臣団の屋敷などに利用された外郭群と城主のための御殿や倉庫、馬場など含む内郭群に分かれ、城域として東西約700m 、南北約800mと大規模な連郭式平山城です。郭の一つ一つがとても広く大きい印象で土塁や空堀で区画されています。
続100名城のスタンプは、最寄り駅の京成本線大佐倉駅と酒々井町中央公民館の二ヶ所、本佐倉城の散策マップやパンフレットが欲しい方は、中央公民館が充実しています。(城址から1.5km 強離れていると思います) この散策マップを利用すると内郭群をくまなく廻ることが出来ます。約1時間程歩く、ちょっとしたハイキングになります。
400年前の縄張りがそのまま残る、貴重な城跡です。遺構も数多く、景観も素晴らしく、満足できますよ。
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