岩出山城は天正十九年に政宗が米沢から移封され、仙台城に移るまでの十二年間居城とした場所。奥羽仕置の終了後に家康が城下の実相寺に滞在し縄張改修を行い、政宗に渡したと伝えられている。
岩出山城というと地元で城山と呼ばれる山上の本丸や政宗像の有る金丸を訪れる方が多いが、本丸の北西部に続く天王寺館と城の西側を囲む外郭に付随する横堀も見応えがある。天王寺館の西側に横堀を挟んで残る丸馬出は、近隣の中世城館では見ることができない事から家康の改修と考えられている。
城址には本丸まで車で登る事ができるが、本丸から北西部の天王寺館側へは現在がけ崩れの危険があるため通行止めとなっている。北側の有備館駐車場から内川を渡って登るコースをおすすめしたい。
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