令和の熊本地震(7月28日)から、3週間が経った八代城を訪れました。通行止めだった高速道路「松橋~えびの」間が開通したので、車で行きました。あんなに大きくずれた橋桁が、たった17日で修復できるとは、日本の道路技術には驚きです。しかし、九州新幹線と在来線はいずれも「熊本(宇土)~水俣間」で、未だ不通ですので御注意下さい。
八代ICを下りて西へ10分、八代城へ到着しました。しかし・・・そこで見た光景に、私は唖然としました。ここは昨年も訪れたのですが、その時とは全く様相が変わっていました。もう見るに堪えない光景です。石垣は北東隅部から欄干橋(市役所前)までの約200mに渡って崩れ落ちていました(写真②③④)。南側の石垣にも崩落がありました(写真⑤)。また本丸に鎮座する八代宮は、ぐしゃりとつぶれていました(写真①)。幸いにもけが人はいなかったそうです。国の名勝である「松濱軒」も1階はつぶれ半壊状態で、その正門と資料館は、完全に倒壊してがれきの山になっていました(写真⑥⑦)。興長を祀る「松井神社」もつぶれていました(写真⑧)。西側などの残った石垣も遠くから見ると一見無事そうですが、近づいてよく見ると、はらんでいたり石のずれが何カ所もあるので、再び地震がきたら崩落する危険があるように感じました。
八代城は、加藤忠広(清正の子)が家老の加藤正方に命じて築城した城で、細川時代からは家老の松井氏が代々城主を務めた、築城400年を迎えたばかりの続100名城でした。それが400年後の今になってこんな事になるとは・・・、360年間存続し続けた松井家の別邸(松濱軒)も、今になってまさか壊れるとは・・・。復旧には相当な時間(年月)がかかりそうな気がします。
スタンプ場所の「お祭りでんでん館」は休館中で、今訪れてもスタンプは押せないようです。街のあちこちはまだ断水しています。道路は段差や亀裂が多く、また倒壊したままの家も多数ありました(写真⑩)。ブルーシートがかけられた家も多く、避難生活を送られている方がまだ大勢おられるようです。1日も早く復旧され、皆さんが元の生活に戻られる事を願うばかりです。
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