15世紀中頃、本多定忠定助により築城。約150年間伊奈本多氏の居城だった。現在は円弧を描く土塁が残り、石碑・案内板など公園として整備され、模擬櫓や発掘に因み模擬逆茂木のある堀が再現されている。往時は三方を河川と沼地に囲まれた要害堅固な城で、城下まで大舟が入ったそうだ。
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2023/12/01 21:56
三葉葵の紋発祥の城
15世紀中頃、本多定忠定助により築城。約150年間伊奈本多氏の居城だった。現在は円弧を描く土塁が残り、石碑・案内板など公園として整備され、模擬櫓や発掘に因み模擬逆茂木のある堀が再現されている。往時は三方を河川と沼地に囲まれた要害堅固な城で、城下まで大舟が入ったそうだ。
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2023/08/06 17:15
「三つ葉葵の紋」ゆかりの地 (2023/08/06 訪問)
1440年本多定忠が伊奈村を平定し、この地を拠点と定め築いたのが、伊奈城です。以来、本多康利が徳川家康公関東移封に伴い、関東に移るまでの150年間、伊奈本多氏の居城でした。
この城は、徳川家の「三つ葉葵の紋」ゆかりの地でもあります。岡崎城主・松平清康が吉田城を攻めたときに、当時の伊奈城主・本多正忠が清康軍の先陣をきって攻め落とした際に、伊奈城に戻り戦勝の祝いをし、水葵の葉に酒の肴を盛って清康に出したところ、大いに気に入り、葵の紋(立ち葵)を家紋とする、本多家の協力で勝てたこともあり、松平家の紋とするようになったと伝わっています。
現在の城跡は伊奈城址公園として整備され、土塁と本丸の郭が残っています。土塁は戦国中期の平城を今に伝える貴重なものとして保存されています。
駐車場・トイレも完備されておりますが、今の季節は草木が生い茂り、訪れる方も少ないように思われます。春の季節に訪問されることをお勧めします。
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2023/06/12 23:26
春に訪れたい伊奈本多氏の城 (2015/04/04 訪問)
15世紀中ごろ本多定忠・定助によって築城。天正18年(1590)本田康俊が
下総国小篠に移封されるまで百数十年、伊奈本多氏の居城であった。(現地案内板)
現在は規模は小さいが良さげな城址公園として市民の憩いの場になっている。
周囲を堀で囲み、本丸は数種類の桜で囲まれ、北側には高さ4mほどの土塁が残されている。
土塁には左右に階段が設けられているので危なげなく昇降できる。
本丸には模擬櫓もあって、なかなか良い雰囲気を醸し出している。(入れないが)
数種類の桜の開花時期が微妙に異なるので春になると幾度か訪れています。
こういった小ぶりな良さが地元民には有り難い。
桜の咲いている写真を載せたかったので写真は古いです。
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分類・構造 | 平城 |
---|---|
築城主 | 本多定忠 |
築城年 | 享徳年間(1452〜1455) |
主な城主 | 本多氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、井戸跡 |
指定文化財 | 市史跡(伊奈城跡) |
再建造物 | 石碑、模擬櫓 |
住所 | 愛知県豊川市伊奈町柳、深田、丸ノ内 |
問い合わせ先 | 豊川市教育委員会生涯学習課 |
問い合わせ先電話番号 | 0533-88-8035 |