このところ山の上の土の城を重点的に巡っていますが、水堀に石垣、その上に白壁の櫓という近世城郭の成分が欲しくなったので補給しに行きました!
高松城は、1587(天正15)年、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒親正によって築城され、その後も生駒氏が城主を務めていましたが、お家騒動で改易され、1642(寛永19)年に松平頼重が東讃12万石で入城し、以後、松平氏が城主となって明治を迎えたそうです。
今では埋め立てによって海から少し離れていますが、築城当時は瀬戸内海に面して築かれ、その名残として堀の水は今でも海水が引き込まれているそうです。
建造物は、北の丸の月見櫓、水手御門、渡櫓、旧東の丸艮櫓が現存しています。駐車場は城の南側にあり、無料で駐車できます。城跡は玉藻公園として整備されていて、大人は200円で見学できます。
城の西側には琴電高松築港駅があり、石垣のすぐそばを電車が行き来していたり、反対側の城の東側には香川県立ミュージアムが建っていますが可能な限り石垣は残された状態で建設されているようで、城と街の共存を一生懸命模索された結果なんだろうなぁと思いました。
果たして、天守台の石垣の上に天守は再建されるのでしょうか。個人的にはあの石垣の上に天守がそびえ立っているのを見てみたいかな(^^)
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