福地山城は、由良川に伸びる丘陵を中心に築城された連郭式平山城で城郭及び城下町周辺を堀で囲み、それらを一体的に構築した総構えの城として築城されています。
1579年頃に明智光秀公がこの地に城を築いたのが始まりとされ、築城後は娘婿の明智秀満公を城代として、この地の統治を任せています。
明智氏滅亡後は、羽柴秀長公をはじめととした城主を迎え、改修と増築が進められ江戸時代の有馬豊氏公の時代にはほぼ完成していたと考えられます。1669年に朽木植昌公が入部して以降は明治維新に至るまで朽木氏が13代約200年間藩主を務めています。
現在の天守は1640年頃の絵図を参考にした3層4階の複合連結式望楼型天守が再建され、福知山市民のシンボルとなっています。
諸事情により、12月3日以降城巡りが出来ていません。この投稿が2022年最後の投稿となります。城びとフレンドの皆様、本年中は皆様方の投稿で楽しませて頂きありがとうございました。また来年も健康で城巡りが出来ますようお祈り申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ(*^▽^*)
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