竹中半兵衛の居城であった菩提山城は、半兵衛の父の重元が岩手を攻め奪取し、ここに砦を築き、その後、山城として造られた。
城の中核を構成する曲輪群は規模も大きく、山城特有の空堀、堀切、竪堀、畝堀、馬出などに守られた各曲輪(本曲輪、二の曲輪、三の曲輪、西の曲輪、台所曲輪、出曲輪)は曲輪固有の機能が連結され、要塞としての構成が伺えます。各曲輪には帯曲輪が設けられており、攻撃に対し堅固な作りとなっています。
駅前の垂井観光案内所でレンタサイクル(電動アシスト:1000円/日)を借り、自転車で相川沿いを走り、竹中氏陣屋跡(岩出小学校正門)に到着。その後、禅幢寺(竹中半兵衛の墓)をお参りして、八幡神社横の登城口から1950mの行程(標高402m、比高約300m)を登り、頂上の曲輪群へ辿り着きました。
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