畝状竪堀に興奮❣素晴らしい城郭です
(2020/11/04 訪問)
信州にもう一つの武居城、諏訪市に城びとには登録されてませんが同名の武居城が有りここは朝日村に公園整備された武居城が有ります。
以前からそろそろ山城しか有名どころの城が無くなり体力の問題も有り控えていたのですが前年の山城サミット可児大会で松本平小笠原氏の城館と山城パンフレットと担当者の方から駐車場の問題、一部車でも登れるとの情報も有り今年春ごろ桜を狙って探訪を考えていたのですが武漢コロナウイルス禍で出歩けず雪の前にと天気の良い日を狙って、比高の出来るだけ低く整備されてるとの情報で武居城に出掛けました。
情報とガイドは何時もの城郭放浪記さん余湖図コレクションさんの俯瞰図でナビは西麓の城址公園駐車場(長野県東筑摩郡朝日村西洗馬2146)に合わせ走行、手前に神社が有り直ぐその先に砂利舗装の城山駐車場が在ります。
駐車場から登城口の冠木門が目に入ります、案内板、縄張り図在り、獣除ゲートを開け閉めして整備された遊歩道を九十九折に登って行く結構急な道です道は石列で補強され安心感が有りますが比高約90m程結構つらい登りですが2郭北尾根からの堀切が竪堀で降りてきた辺りから疲れも忘れ堀切撮影に興奮、1郭2郭に登る階段辺りで曲輪下の横堀、それに沿った畝状竪堀群説明板には8ヶ所有りと更に興奮状態、先月24日雨と熊に怯えて登城出来なかった大葉沢城の畝掘り50ヶ所には及びませんが良い物を見る事が出来ました。
2郭に登り、1郭2郭間に浅く成ってますが堀切、2郭南に土塁、その南に先の登る前に見た大堀切、1郭ぐるりと帯曲輪、東に回り1郭虎口、1郭2郭が連なってる、1郭の北東に一番大きい大堀切で区切りその先尾根筋に向かって堀切で区切られた曲輪群が控えてる。1郭2郭と横の帯曲輪、横堀、畝状竪堀、登城路しか探訪してませんが草刈りも終わったばかりこじんまりとした中で各種の構造物が残り保存整備され探訪しやすい城です。
杉林で鬱蒼としてますが私一人ゆっくりと初登城良い時間を楽しみました、ちょっと登りはきついが?。
歴史的には三村氏が鎌倉時代新補地頭として洗馬の庄に入ったと言われ、武田氏の侵攻で小笠原氏は駆逐され三村氏は武田氏に従ったが以後武田氏との抗争も有りますが許された三村氏一族と小笠原氏一族が所領を安堵、小笠原氏が信濃から転封されると諏訪に転去し帰農したと。(城郭放浪記さんより抜粋)
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