「東京都区内日帰り」の2城目は城びと未登録の飛鳥山城です。平塚城からの転戦です。
平塚城からJR上中里駅に戻り、JR京浜東北線でJR王子駅に到着。そこから飛鳥山城(飛鳥山公園)を目指します。(徒歩2~3分くらいです)
飛鳥山城は武蔵の豪族、豊島氏の一族である滝野川氏よって築かれたとされる城です。
飛鳥山城の近くには滝野川城もあり、こちらもその名のとおり滝野川氏の居城であり、飛鳥山城は滝野川城の支城と考えられています。
豊島氏が太田道灌によって滅ぼされた際に飛鳥山城も攻略され、そのまま廃城となり、また滝野川氏も滅亡したと思われます。
その後、江戸時代に入り、8代将軍・徳川吉宗の時代に桜が植えられて以降、現在に至るまで桜の名所になっています。
城址は「飛鳥山公園」となっており、遺構は残っていません。
城跡としての碑などは全く用意されていませんが、飛鳥山の碑というものが設置されています。この碑は1737年(元文2年)に設置された歴史あるものだそうです。
またこの飛鳥山公園内には日本資本主義の父とされる渋沢栄一氏の別荘が残されていたり、古墳などがあります。
朝はやかった為、「紙の博物館」、「渋沢資料館」、「晩香蘆」全て閉館中で入れませんでしたが、渋沢庭園だけは時間前に開いていたので散策しました。
攻城時間は30分くらいでした。
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