新利府から仙台方面にひと駅戻って岩切下車。駅から徒歩で向かいました。
八坂神社を過ぎた青麻道の道標から県民の森へ続く道路を上ります。歩道は埋もれてしまっているので後ろから轢かれないように車道の右側を歩き、急カーブでは前から轢かれないように外側に移動して上り続けること約20分。突然、城址碑と説明板が目の前に現れました。到着したうれしさもありましたが、この道で合っていたんだという安堵感の方が大きかったです。
その先は車が入ってこない安心の堀切道です。たくさんの郭が階段状に連なる山城だったようで、まだ夏の盛りの緑が生い茂る時期ではありましたが、いくつかの郭や土塁、竪堀らしきところを確認することができました。眺めもよくE5系が小さく見えました。
草叢を分け入ることはせず無理なく行けそうなところまで見学して終了としました。
多賀城へ行く前に乗り換え駅で降りて寄ってみた、というのが抑の訪問理由ではありますが、山道を黙々と歩きながら、また目的地のお城の地面を踏みしめながら、見知らぬ土地を歩くことが私はとても好きだ!ということを再認識すると同時に、ひとつひとつのお城との出会いを大切に覚えていたいなと思いました。
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