「柴咲コウ」さんが演じられていた大河ドラマ(おんな城主 直虎)ゆかりの城巡りに次男と二人で参加しました。
クラブツーリズム「女城主井伊直虎ゆかりの浜松と静岡100名城めぐり2日間」の6城目(ラストです)は山中城です。駿府城からの転戦です。
100名城スタンプは「山中城跡売店前」で押しました。
山中城は、戦国時代末期の天文年間から永禄年間(1530~1560年頃)、小田原城の支城として北条氏康によって番城(城主を置かない城)として築城されたようです。
天正年間、全国制覇をめざす豊臣秀吉が小田原攻めに着手すると、山中城は韮山城、足柄城とともに最前線の軍事拠点として重要視され、堀や出丸などの大改修が行われました。
1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の際に、豊臣秀次率いる7万の軍勢に攻撃され、4千の北条勢は必死に防戦しましたが、鉄砲と圧倒的兵力の前にわずか半日で落城したと伝えられています。
現在も当時の畝堀や障子堀の構造がきれいに保存整備されており、型くずれ防止のために芝生が張られていますが、本来はローム層(赤土)がそのまま露出し、滑りやすく、登り難い造りになっています。
また、三ノ丸にある宗閑寺境内には城主松田康長以下、敵味方の武将の墓がひっそりと苔むして並んでいます。
攻城時は粉雪が舞う寒い時期でしたが、沈みゆく夕陽とともに見学できました。攻城時間は75分くらいでした。
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