【屋島城】
<駐車場>高松市立屋島駐車場300円
<交通手段>車
<見所>復元城門石垣
<感想>1泊2日讃州・阿波攻城の旅4城目。屋島城は古代山城で、書物に出てくる朝鮮式山城です。屋島は江戸時代までは島であったが塩田開発と干拓によって埋め立てられ、陸続きになったようです。山頂部は広い台地状と周囲が岩の断崖の山で、高松市街に入るとすぐその特徴的な山が目立ち、天然の要塞感がたっぷり出ています。
せっかくの古代山城攻めだが、降りしきる雨の中、山上全部が城域なので、すべてを巡る攻城ができず、復元城門石垣と屋島寺の訪問のみとなってしまった。復元城門の石垣は整備されており、現地説明板には発掘時の様子が写真で説明していたりして分かりやすい。この城門跡は石垣の壁といった感じで、石垣の凹んだところは低い場所高さ2.5m【懸門(けんもん)】と呼ばれる。梯子を掛けて登り降りするそうです。懸門の下に暗渠が設けられており、ちょうど降っていた雨がきれいに排水されていました。城門を入ると、日本でいう内枡形(百済の渡来人が築城または指揮した説があるので)というか半円状の石垣囲みと堡塁があります。【甕城(おうじょう)】と呼ばれるそうです。侵入してきた敵がこの甕城で右方向に流され、さらにそこで横矢でやられる仕組みになっています。この復元城門だけでも見応えと勉強になりました。
私は行かなかったが、浦生集落から少し山に入ったところにも石塁遺構があるそうです。
<満足度>◆◆◇
<ホテル>宿泊は「ホテルエクストールイン高松」で宿泊しました。ビジネスホテルながら、接客態度の素晴らしさ、マスク越しからでも伝わる笑顔の挨拶でスタッフの対応は超一流で気持ち良く宿泊することができました。全館禁煙で大浴場あり、朝食無料サービス付きです。高松城から徒歩10分くらいの所ですのでお勧めです。
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