采女城は三重郡地頭職、後藤氏の城で、後藤采女正藤勝の時に織田信長の軍勢に
攻められ城主は討死、千奈美姫も井戸に身投げして父の後を追ったと伝わります‥
そんな可哀そうな伝説の残る采女城ですが
整備の良く行き届いている、素晴らしい山城(平山城)で、各郭の間は堀切で仕切られ
各郭には土塁が残っています。
季節が良ければ散策していて最高の気分を味わえるのですが、今回訪問したのが7月半ば
しかも記録的な猛暑とあって、なかなかきっつい‥
主郭を中心に各郭が配置してあって、南東に八郭、北側に二郭と三郭と続き
それぞれの郭はかなり大きな堀切で仕切られていますが
木橋がかけられていたりして移動にはそれほど苦労しません。
三の郭から四郭に移動できるのですが、その道中の北側には土塁が配されています。
主郭に戻って南西部の五郭に向かいますが周囲にロープが張ってあって
立ち入りを制限しています。
その中に入り込んで南西に向かえば六郭、七郭に至るはずなのですが
今回は五の郭までで探索を終了しました。
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