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井伊谷城

静岡県浜松市


旧国名 : 遠江

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にのまる

龍潭寺 (2025/08/10 訪問)

「おんな城主直虎」から8年。ようやく訪問が叶いました。気賀駅に降り立った時の感動たるや……!
井伊谷城までは行けませんでしたが、気賀の関所と龍潭寺へ行きました。井伊氏歴代墓所にお参りしたあとは田圃の中の伝・井伊共保出生の井戸へ。
この日も天浜線フリーきっぷを使って田園地帯を行ったり来たりして楽しみました。

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姫街道

井伊谷城は、信州街道からみるべきだ (2025/03/06 訪問)

久しぶりに山城巡りを再開。第一弾は井伊谷城。まず、城の麓にある地域遺産センター2階で模型を観る。この城は信州街道を抑えるように井伊氏居館やその家臣団の屋敷の裏山にある。よって、模型を観るにも西を↑にして見るべきだ。当時、信州街道を南下して井伊谷郷に入ってきた人は、信州街道を挟むようにそびえる三岳城と共に圧巻の風景を観た事だろう。
さて、城の縄張りだが、しっかり土塁が回っていて食い違い虎口や搦手口が信州街道から攻め込んできた敵に対して配置されている。私は、井伊谷城は武田対徳川の戦いで充分機能していたと思う。理由は、三岳城の西側にある大規模な連続横堀だ。
あれは井伊氏では無い。となると、、、三岳城に入った武田か徳川の軍勢が井伊谷城を廃城にしておく必要がない。出城や砦として充分機能したと思う。

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しんちゃん

直虎さ~ん (2025/01/26 訪問)

井伊谷城は井伊氏の山城で山頂に主郭が設けられ、周囲を土塁で囲んだだけの比較的単純な縄張りです。永禄5年(1562)に井伊直親が謀殺され、井伊氏が存亡の危機を迎えた際に女性城主として気丈に振るまったのが大河の主人公にもなった井伊直虎です。
リアル女城主の城なので、某アプリで直虎さんが出てこないかな? と思って訪問しましたが、見つかったのはショボイ顔をした井伊直盛さんでした。誰だっけこの人・・あっ、直虎のお父さんだ・・。どうやら直虎さんはイベント限定で通常の城攻めでは見つけることが出来ないようです。テンションだだ下がりですわ。
井伊谷城は遺構はあまり残っていないようですが、周囲の見晴らしは良好です。主郭も2段になっていて、一段高い所に三角点があります。

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トク

101【関ケ原の26人】(26)井伊直政 (井伊谷城③-直政と龍潭寺) (2024/02/14 訪問)

(26人目)井伊直政の続き③です。
井伊谷城の麓にある「龍潭寺」を訪れてきました(写真①②)。訪れたのは2月ですが、ちょうど「しだれ梅」がきれいに咲いていました(写真③)。

境内には井伊家にまつわる資料や木像などがあり、直虎や直政に関する展示もなされていました(木像写真④⑤)。井伊家歴代の霊殿や墓所もありました(写真⑥⑦)。墓は左手前から、直政・直親の妻(直政の母ひよ)・直親(直政の父)・直虎(直政の叔母で養母)だそうです。

また江戸時代に造られたという立派な庭園もありました。「小堀遠州」の作だそうです。どうりで立派な庭園だと思いました。江戸時代に入り、彦根藩2代藩主で直政の次男「直孝」が遠州に懇願し造らせたそうです。説明が静かに流れてきたので、座って聞きながら庭園を眺め、ふと気づくと30分も見入ってしまいました。なぜか妙に落ち着く庭園です。この座って正面から眺められる書院(写真⑧)は、幕末に訪れた大老「井伊直弼」をもてなすために建てられたものだそうです。そして右のこの角度(写真⑨)から見て遠近感を楽しむのがオススメだそうです。その遠近の先(左上)には井伊家霊殿につながっています。全体的に鶴が羽を広げた形を枯山水で表現し、その中に亀が大海に向かう姿を見立てた岩があるそうです。さあその岩はどこか・・・みなさん分かりますか?🤔 ペリー来航など動乱の最中に訪れた井伊直弼は、ここで井伊家の先祖を拝みながらこの庭園を眺め、いったいどんな事を考えていたのでしょうか?

私はこの庭園を眺めながら虎松(直政)の事を考えてみました。13才で井伊谷に戻り、直虎の養子となった虎松は、ここで南渓和尚や直虎の下で修業に励みます。そしてついに虎松は、自分から井伊家を再興したいと願い出たのでした。それはなぜだったのでしょうか? でもそれは直虎にとってはさぞかし嬉しかった事でしょうね。

そして14才になった虎松は、その願いを果たすべく、井伊谷を出て、家康に会うため浜松へ向かいます。

次は、虎松(直政)と家康が初めて出会った鷹狩の地を訪れます。
 

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 井伊共保
築城年 寛弘7年(1010)
主な城主 井伊氏
遺構 曲輪、土塁
指定文化財 市史跡(井伊谷城跡)
再建造物 碑、説明板
住所 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷字城山
問い合わせ先 浜松市役所生活文化部文化財課
問い合わせ先電話番号 053-457-2466