年末からの大雪で城跡の探訪もかなわず一月も早や15日、久々の投稿です。
久しぶりに晴れた週末、地元の大崎市岩出山を訪問した。岩出山城(藩政時代の岩出山要害)は過去に投稿しているが、館下町にある史跡名勝旧有備館および庭園でミニ企画展「伊達家の正月膳」が開催されており訪問した。
旧有備館は仙台藩岩出山伊達家(御一門14,640石)の学問所跡で書院造の建物と庭園が残り、四季折々に美しい姿を見せてくれる場所。城址の北側、堀を兼ねた内川のほとりに位置する。
企画展では仙台藩十三代藩主慶邦時代の記録により複製された正月膳が展示されている。担当者の説明によると献立は初代藩主政宗から230年間ほぼ変わらず、本膳から三ノ膳までの三汁十六菜という豪華なもの。特に目についたのは、本膳に付いた「白鳥のお汁」、三ノ膳の「鮭子籠」、御向に付く「石焼料理鯨」など。現代人は誰も食したことがない白鳥はどんな味がするのだろうか。また「鮭子籠」は塩鮭の腹に筋子を納めたもので現在は製法がわからない仙台藩の鮭加工品らしい。政宗の時代から鮭は特産品として「塩引」、「子籠」を将軍や、幕臣、大名家、公家へ数多く贈っていたという。
連日の雪で城山には登ることはできなかったが、白い綿帽子姿の有備館に久々に心和むひと時を過ごすことができた。
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