築山館は八坂神社・築山神社の境内とその北側と東側にかけて築かれていたそうで、一辺はおよそ145m、面積は2.4ヘクタールに及んだそうです。大内氏の別館として大内教弘によって築かれたとされており、築山神社の周辺に築地が残っています。かつては壮大な館舎があり林泉(庭園)の景観はことに素晴らしかったようです。
かつては大石を積み上げていたそうですが文久3年、毛利氏が萩城から山口に移鎮した際、館の造営のために石を持って行ってしまったそうです。境内にある築山神社は明治2年(1869)に氷上山興隆寺にあった東照宮をこの地に移したものらしいです。祭神は大内義隆で他にもいろいろな人を祀っていますが、相殿に徳川家康や市川元教の霊を祀っているようです。
明治政府ってやることホントにたいがいだけど、やはり家康公の祟りは怖かったんでしょうか。
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