過去のお城巡りの振り返り、第8段は小田原城。
箱根と大磯丘陵の間に、酒匂川によってつくられた足柄平野。
小田原城があるのは、その平野に下りる箱根の丘の南端。
東海道における関東の玄関口としての役割を担う場所ですね。
室町期の大森氏時代は、今より1段高い八幡山を中心とした城だったようですが、北条氏の時代に拡張&総構が築かれ、稲葉氏、大久保氏の時代に石垣の城へと整備されました。
現在の小田原城址公園は、江戸期の本丸、二の丸、馬屋曲輪などなど。
その他の曲輪は図書館や野球場になっており、見どころは3つの曲輪の入口に復元された馬出門、銅門、常盤門の桝形でしょうか。
'04年は石垣山城とセットで訪れ、その後に馬出門ができたため'09年に再訪問。
そして先月、石垣山城とセットで総構の遺構巡りをしてきました。
その総構の遺構に関しては次回に別途投稿しましょう。
※写真は'09年のもの
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