おおがじょう

大桑城

岐阜県山県市


旧国名 : 美濃

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伝天守台
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ぴーかる

大桑城 (2022/04/03 訪問)

【大桑城】
<駐車場他>大桑城新登山口駐車場を利用
<交通手段>車

<見所>曲輪・石垣・竪堀
<感想>1泊2日郡上の旅6城目。大桑城は鎌倉時代の13世紀中頃に大桑又三郎が築いたとされます。室町時代には美濃国守護土岐氏のものとなり改修がされたようである。戦国時代には土岐頼純・頼芸の兄弟が居城とした。斎藤氏の台頭により土岐氏は拠点を転々と変えますが、越前朝倉氏の後ろ盾もあって土岐頼純は大桑城を拠点とします。しかし斎藤氏に1542年に落城させられ、1547年の2度目に落城させられた際に土岐頼純は討死、土岐頼芸は逃亡したため城は落城し廃城となった。
 結果を先に言うと、主要部にたどり着く前に大雨が降ってきてしまい、番所跡・馬場の北西側の曲輪群・主郭部北側の場所は行けずに下山しました。見所の1つである石垣は随所に残っていますが、猿馬場から主郭へ行った主郭南東側の切岸、切井戸周辺とそこまで降りるルート沿い、曲輪群の曲輪壁に多く残っており見応えがあります。岩盤を削った大竪堀や岩尾根の庭園跡等すべて巡れなかったが見所多い城跡です。いつか再訪して完全攻略します。

<満足度>◆◆◆

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北風の又三郎

雪の中の登城🤧 (2022/03/06 訪問)

土岐氏が、斎藤氏から逃げてきて造ったとされる、山県の大桑城に行きました。100名城と続100名城以外の城に初めて行きました。初心者なので。
ちょうど雪が降っていてだいぶ寒かったです。3月なのに雪が降っていました。
大桑城は新ルートと旧ルートがあって、旧ルートは徒歩で60分、新ルートは途中まで車で行けて、30分ぐらいでした。雪が降っていたので新ルートにしました。道は途中で岩があったり、ガタガタしているところが多くて、しかも雪が降っていたので、結構滑りました。ロープがあって助かりました。模擬天守がありますが、思ってたのより100倍小さいです。ちょうど晴れたので、絶景を見ることができました。遺構は石垣や竪堀などです。特に竪堀は見事でした。帰りに四国堀を見ましたが、規模が大きく、入るのはいいけど登れないなと思いました。
四国堀の写真は、撮ったスマホが重くて送れなかったので、スマホごと写真を撮ったものです。なので、画質が悪いです。😕

全体的に、100名城に負けない雰囲気があったので、続々に期待です^_^お年寄りの方は危ないので気をつけてください。行く価値はあります。
#雪 #竪堀 #石垣 #曲輪 #寒い #山城 #危険 #模擬天守 #堀 #山県

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じゅんじん

ときはいま (2022/01/02 訪問)

雪山でした。やはり健脚コースは登りがいがあります。遺構もありますしね。眺めも最高!

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くっしー

【発掘調査の一般公開】古城山の山上にも庭園を確認!! (2021/11/28 訪問)

この城は美濃国守護・土岐氏の城で古城山(標高408m)にあります。築城は鎌倉時代で土岐頼芸が斎藤道三に追放されて焼かれるまで存在していたとされています。

2020年から山県市が発掘調査を行っており、昨年の調査では巨石を用いた城門などが見つかっています。今年の調査では、伝台所の発掘が行われ、今回一般公開されたのですが、庭園らしき遺構が発見されました。その最大の根拠は“玉石”が敷き詰められた遺構が見つかったということです。玉石は二か所から見つかっているのですが、黒い玉石が敷き詰められた場所と白い玉石が敷き詰められた場所に分かれています。要するに、建物から眺めた時にその色彩を意識しているのです。

今回の調査では多くの遺物も見つかっています。主なものを挙げると中国製の青磁・白磁、天目茶碗、土師器皿(かわらけ)、燈明皿、花器、銅銭、玉石などです。時期は16世紀前半のもばかりです。なので土岐頼芸の時代にはここに人々が居住していたんでしょうね。

現在発掘中の岐阜県郡上市の篠脇城からも山上に庭園や大桑城と同様の遺物が見つかっており、戦国期の山城は戦時に立て籠るのではなく常に居住している人がいた可能性が出てきましたね。

しかし、この城も解明されていない謎がたくさんあります。例えば、主郭が小さすぎます。せいぜい櫓が一つ建つぐらいの広さしかありません。それから、谷部にある曲輪群。なぜ谷部に曲輪が並ぶのでしょうか。城ではなく寺ならその立地でもわかりますが、城なら普通そんなところに建物並べないですよね。そして、16世紀前半の遺物しか出ていないこと。鎌倉時代に築城されたなら、もっと古い時代の遺物が出てもよさそうなものですが、どうしてなんでしょう。
いづれにしても今後の調査に期待しています。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 大桑又三郎
築城年 鎌倉時代
主な改修者 土岐定頼
主な城主 大桑氏、土岐氏
廃城年 天文16年(1547)
遺構 曲輪、土塁
指定文化財 市史跡
再建造物 模擬天守(ミニチュア)、説明板(古城山)
住所 岐阜県山県市青波
問い合わせ先 山県市産業建設部産業振興課
問い合わせ先電話番号 0581-22-6830