岡山市北側の南北に伸びる花崗岩の山体。南北に伸びる尾根は比較的広く平坦なので、どこからでも登ってしまえば横移動は容易。花崗岩の風化が進み、斜面は急で滑り易い。今回は、西側の変電所裏から登った。
尾根は散策道になっており、手作りの標識がたくさん設置されている。北に進み、まず、二ノ丸入口の土橋がある。土橋の向こうの切り岸が高い。二ノ丸には、巨石が露出。2017年11月に登頂されたtodo94さんの写真と見比べると、その後に山火事があったよう。幸い焼けているのは二ノ丸周辺だけ。説明板は枠だけが倒れて残っている。
本丸は、二ノ丸から痩せ尾根を少し降りる。痩せ尾根の道の下を覗き込むと、オーバーハングしていた。本丸の廻りは絶壁。北側は、採石場になっている。本丸の南側、北側に石垣があった。
西側から、見るとなだらかに見える山体だが(4枚目写真)、北から本丸を見るとそそりたっている(5枚目写真)。山から降りて、麓の村を歩くと花崗岩がふんだんに使われていた。まだ、4月上旬なのに、三つ葉つつじが満開であった。
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