この日は次回掲載する城が目的でしたが、その前に余裕ができたため急遽訪問した滋賀県大津市の宇佐山城。
琵琶湖南部の西岸の比高200m少々の宇佐山に築かれた城。
湖畔の西近江路から直接京都へ入る山中越の分岐点で、琵琶湖の水運と京都への往来を監視していたことでしょう。
1570年、信長の命により森可成が築城。
その可成が討たれた後は、明智光秀が城主に。
現在は、本丸にアンテナ施設が建つものの概ねの普請跡を残し、宇佐八幡からハイキングコースが整備されている城跡。
訪問時、麓から割と急勾配な道を登って行くと本丸東側の竪堀に到達。
そして目につく石垣を確認しながら現代版の烽火台が建つ本丸へ。
事前調査をしておらず、本丸に掲示されていた縄張図を参考に二の丸や三の丸を巡り1時間程度で下山。
その結果、帰宅後に二の丸東腰曲輪にある石垣の存在を知り、1番の見どころを見逃したことが発覚。
今も後悔を残している、私の城郭巡りの167城目です。
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