臼井城は印旗沼に面した臼井台に築かれていました。臼井台の東側の南北の中間にあたる張り出しに位置し、本丸からは周囲を良く見渡すことができます。本丸からは土橋を通じて二の丸に行くことが出来、かつては広大な空堀の先に三の丸があったようです。
かつては臼井台全体に外城や砦が配置され臼井台全体が巨大な城塞の体をなしていた模様です。
12世紀の初めごろに千葉氏の庶流臼井常康により築かれたとされ、常康に関する記述が「吾妻鏡」にも見られるようです。永禄4年(1561)臼井久胤の時代に里見義堯家臣の正木大膳時茂に攻められ結城に落ち延びたそうです。
+ 続きを読む