朝から小雨が降り、その後も局地的に雨が降っていたので登城するかどうか迷ったが、せっかく男鹿まで来たのだから、とりあえず行ってみようということになった。
城の入り口は国道に面しており、大きな看板が目印である。そこから車1台しか通れない細い道を登り、案内所まで進む。殆ど人がいないにも関わらず、行きも帰りも途中で車と出くわしてしまい、お互い譲ったり譲られたりしながらなんとか往復することができた。
案内所には続100名城のスタンプやパンフレット、登城者を数えるカウンター、登城者名簿などが置かれており、しっかり管理されているようだ。
案内所からしばらくは舗装されている道が続いている。雨あがりでもここまでは楽勝である。土塁全体は芝生が植えてあり、これを管理するのかかなり大変であろう。数日前に草刈りをしたような感じではあったが、もうすでに20センチほど草が伸びており、井戸跡には近づけない状態であった。
内館地区の大土塁を歩いていくと、日本海の海岸と城下町が一望できるスポットが!絶景である!西側に移動するとこれまた絶景が!こちらは戦国時代と全く変わらない風景だとのこと。いつまでも見ていられる風景である。
雨の後で靴の中までグチョグチョにはなったが、そんなことも忘れさせてくれる素晴らしい景色であった。案内所でスタンプを押しただけで帰る人を見かけたが、勿体ないな〜上まで行った方が良いよ〜と心の中で念じてしまった(笑)
替えの靴と靴下に履き替え、いざランチへ!地元の人も集う観光案内所に併設されているレストランは、そのレトロでのんびりとした雰囲気とは裏腹に、味は確かであった。しょっつる焼きそばは具沢山で盛り付けもカワイイし、ハタハタ丼は身がフワフワで、甘辛味のタレは登城で疲れた体に染み渡る美味しさ。追加注文した、きりたんぽ味噌焼きもオススメだ。
+ 続きを読む