【谷城】兵庫県神崎郡市川町
<駐車場他>大歳神社前に駐車スペースあり
<交通手段>車
<見所>堀切・曲輪
<感想>城びと未登録の谷城は城びと登録の鶴居城(稲荷山城)の4~5㎞程南に位置する山城で築城者も鶴居城と同じ赤松円心の孫の永良則綱によって明徳年間(1390~1394年)に築城されました。比高はそんなに高くないのですぐ主要部に行けます。登城口は大歳神社の本殿左脇から登れます。神社前に城跡縄張り図と説明板があります。本殿から少し登った社の階段沿いに石垣遺構が見られます。城跡は南北に通る尾根上に南と北に堀切を設けています。北の堀切の更に北側に出丸の小さい曲輪、更に北に健康運動具がある曲輪は狼煙曲輪となっていたようです。主郭の南下段の曲輪にかなりの転落石が転がっているので主郭曲輪壁は石垣で覆われていたと思われます。北の堀切は3重になっており手前の1条目は西側斜面に落ち込む竪堀となっていて見応えあります。比較的良く整備されていて城びと登録されても全然いい城跡ですが、伐採した草木を堀切に集めてあったので堀切が切った草木で埋まっていたのが残念でした。深いいい堀切なのに勿体ない事でした。
姫路城メインの1泊2日の旅はこれにて終了。この城は城びと未登録だが赤松氏関連の山城で比較的遺構の良く残る城跡だったので攻城に加えました。赤松氏の城びと山城攻めもついに残り置塩城のみとなりました。
<満足度>◆◆◇
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