2020年6月28日攻城時の松本城
(2020/06/28 訪問)
2020年6月28日の松本城です。
広大な松本盆地に築かれた平城、松本城
1590年に元々徳川家康の配下の武将だった石川数正によって、現在の松本城が築城されました。
しかしながら、松本城の前身のお城があったのですね。
その城は、1504年に築城されています。
かなり古いので、余り文献には残っていないのです。
唯一分かっていることは、室町時代の島立一族によって築城されていることです。
その後、風林火山で有名な武田信玄が甲府から信濃へ侵攻を始めます。
その際に拠点としたのがこの城なのです。
1550年、当時の城主であった小笠原長時を追い出して、武田信玄がこの城を治めました。
約32年間、この城を治めた武田信玄でしたが1582年に崩壊の時がやって来ました。
上杉謙信の後ろ盾で小笠原洞雪がこの城の城主になりました。
この頃からこの城は、松本城に名前が変わったとされております。
さて、質問1です。この城の名前を当てて下さい。
なんと、松本城は、石川数正以降6家23代が城主を務め、明治維新となりました。
松本城の最大の魅力は、何と言っても国宝の5重6階の5棟天守ではないでしょうか!
松本城の天守群は、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓と5つから構成されていますね。
松本城は、白い姫路城に対して真逆の黒い城なのです。
戦国時代のお城の様相を見せているのです。
豊臣秀吉時代(関ヶ原合戦以前)のお城ように皆さん感じますね。
松本城の大天守、乾小天守、渡櫓は、戦国時代の荒々しい特色が出ていますね。
しかしながら、辰巳附櫓と月見櫓の2棟は、戦う備えは殆ど持たず、朱塗りの回り縁や船底型の天井があり、月見櫓に至っては優美な雰囲気を醸し出す造りになっていますね。
即ち、松本城は戦国時代の荒々しさと平和の象徴を併せ持った城なのです。
さて、質問2です。
松本城の天守群の中で、大天守、乾小天守、渡櫓は築城者が分かっております。誰が築城者ですかお答え下さい。
辰巳附櫓と月見櫓は、築城者は分かりませんが築城時代は分かっております。その時代はいつでしょうかお答え下さい。
宜しくお願い致します。
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