苗木城は中津川市木曽川の北岸に突き出し急峻な高森山に築かれた山城、断崖絶壁の岩山巨岩を活用した日本でも特異唯一の城郭です、木曽川沿いからの眺め、天守台からの木曽川、恵那山の眺めは圧巻の絶景です。
築城は建武南北朝時代に遡り、信長の本能寺変後拾数年他家に明け渡すが関ヶ原の功績で城主に返り咲き明治まで継承し、有に500年以上に渡り石高は1万石余ですが東農を治める。
苗木城へは浜松から地道国道257号線または高速東名、東海環状、中央道経由でも時間的には同じ位の2時間半ほどですが、今回も高速道を使い苗木城の一番上の駐車場を利用して日帰り登城です。
駐車場から大手門に当たる風吹門跡、大矢倉石垣台を登ったり降りたり、また本丸側より俯瞰する、大門跡辺りから本丸側を見上げる、登城路を登り、武器蔵跡の地表展示礎石を観察、本丸、天守台、復元天守矢倉木組み展望台に登る、見下ろす木曽川、恵那山方向の景色は圧巻の絶景です。天守に渋柿が一本たわわに実っている初冬の12月中旬、何か物悲しさを感じる様でした、登城路を降り大門横から二の丸御殿跡へ御殿礎石が綺麗に並んでいる、本丸側は石垣の城壁で護られてる、三の丸下に石垣と石垣の間に空堀の様なものもみられる。
人出は少なく充分堪能できましたアベックが1組かな?
現在は樹木伐採景観整備され巨岩の本丸天守矢倉木組みと恵那山のツーショット写真も良く撮れ、高速道の便も良く日本一の山城、宣伝効果か?探訪者も多くなりました、13年前の平成21年12月とは大違いです。
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