2月下旬に訪れた愛知県蒲郡市の上ノ郷城。
宝飯山地から三河湾に向け緩やかに傾斜する平地の中央からやや北西寄り、西側半分を兼京川に守られた比高10mほどの小さな高台に築かれた城。
築城時期は定かでないが、戦国時代に蒲郡一帯を治めた鵜殿氏一族の本拠。
今川義元の妹が母である鵜殿長照は、桶狭間の後に今川から独立した家康と対立し、1562年に上ノ郷城は陥落。
その後は1590年の関東移封まで、家康方の久松俊勝が城主となります。
現在は、主郭以外の大部分がミカン畑などの農地である市指定史跡の城跡。
訪問時は、城郭部以外に鵜殿長照の墓や小さな資料館を兼ねる西部公民館などにも寄り、所要時間は2時間近く。
熊ヶ池の北西部にも堀と土塁が残るらしいが、非公開のため確認不能。
主郭の発掘調査では石組み遺構も見つかっているようだが、今は埋め戻されている。
見どころは少ないが、郭Ⅱには厚い土塁を備える、私の城郭巡りの229城目でした。
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