南門は復元された西門と同程度の規模や構造だったと推測されているそうです。
階段状に敷設された石敷きの通路を下りきると急斜面が待ち構えていました。そこで振り返ると天然の壁が覆いかぶさるように迫ってきます。この通路や両側の門礎、柵列からかつての大きな門をイメージ再建すると、残された空間は歩いてきた園路だけです。逃げ場はない感じでした。
先へ進み少し下ったところに再び高石垣が現れました。整地のおかげで難なく歩けましたが、岩盤の露出も多く、版築には向かない場所だったのではないかと思いました。高石垣を上から覗き込むのは無理でした。
さらに進むと木橋の架かる小川に出ました。小川は池へ続き、谷筋に第3水門があります。その先の高石垣上は列石が続いていましたが、中には人工的に配された感じのする石も。視線の先には小さく東門も見え、物見台か何かだったのではないかしらと思う雰囲気でした。あたりの石を見ると或いは祈りの場だったのかもしれません。
ビジターセンターから第4水門まで約1.5km。まだ全行程の半分も来ていません。
それなのに残された時間は1時間を切ってしまって、ちょっとヤバいかなぁという気がしてきました……。
+ 続きを読む










