切山城からの転戦です。城址公園分岐点(36.614466、136.782986)を左側へ進めば駐車場が有ります。広い道はゴルフ場に行きます。
築城年代は定かではないようですが、1183年(寿永2年)に木曽義仲が陣を張ったと伝えられています。
正平年間(南朝暦1346~70年)桃井直和が城主となり、一乗寺城を管理下に置きました。
1369年(応安2年)桃井直和が加賀国守護富樫昌家の居城である富樫城を攻めるも吉見氏の援軍により一乗寺城は落城し、直和は越中国千代ヶ様城へ退却しました。直和はこの翌年、斯波義将の軍勢と交戦し敗死しています。
1488年(長享2年)に一向一揆衆徒の城となり、1550年(天文19年)には一向一揆衆の洲崎兵庫が城主となりましたが、織田信長が一向一揆を平定し、織田氏の属城となります。
1584年(天正12年)前田利家と敵対した佐々成政が家臣杉山隆重を置いていましたが、前田利家の家臣・村井長頼に攻略され、村井長頼の本城となり一乗寺城は支城となりました。
1615年(慶長20年)の一国一城令により廃城となりました。
現在、城跡は公園として遊歩道が整備されています。三の丸より北側は草が深いですが、その他は草が刈られており見学し易かったです。
本丸東側の横堀は郭4から本丸方面まで続いており見ごたえあります。
登城口や本丸跡に「松根城址」の石碑が建てられ、説明板があります。
攻城時間は25分くらいでした。次の攻城先=一乗寺城に向かいます。
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