午前7時に佐賀駅を出発。
おとなりの伊賀屋駅で下車して徒歩で向かいました。
水田の緑鮮やかな道をひとり歩く時間はこの上なく贅沢で穏やかな気持ちになります。静寂の中で時折長崎本線の列車が音を立てて走り去る様子を見ていると、この移動時間も含めてお城めぐりが好きなんだなぁと改めて思います。
最初に見つけたのは水路をふたつ超えたところにあった「姉川城跡 下馬口跡」の案内。
その先の「姉川農村公園」に姉川城の案内板がありました。
〈クリーク〉を知ったのもお城めぐりを始めてからで、初めは何のことやら全くわからなかったのですが、みなさまの投稿や書籍、Googleマップ等で理解を深め、また、環濠集落にいくつか赴いているうちに少しずつイメージを捉えられるようになってきました。
姉川城の入口、構口と小路に行き当たりました。左手の島には天満神社。
[屋根のない博物館]のコピーが示すとおりのいにしえの空気を感じる大小の「島々」。600年以上の時を役割を変えつつ在り続け、今この姿を見せてくれていることに深く感じ入るともにそこには数多の人々の様々な関わりがあったことを思います。
歴史を受け止め伝えていくことが城びとのひとりとして出来ることなのかなと思いました。
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