(前書きからの続きです)
岡城は大分県の竹田市にある山城です。私も今まで、いくつかの100名城である石垣の山城を訪れました。そしてどれも素晴らしかったですが、岡城はスケールがまた一味違いました。
登城口(100名城スタンプ場所)からは、いきなり切り立った岩盤が出迎えてくれます(写真①②)。大友家臣の志賀氏の時の岡城はこの岩盤のみで、総石垣造りに変えたのは大友氏改易後、1594年に播磨三木城から入った「中川秀成」です。そして、中川氏が代々幕末まで岡藩主を務めました。
岡城の石碑前(写真③)から、かまぼこ石が並ぶ階段(写真④)を上り、大手門(写真⑤⑥)を通ります。それから、家老屋敷跡の前、中仕切り門跡(写真⑦)、太鼓櫓門跡(写真⑧)などの石垣を抜けると三の丸に出ます。
そして、やはり三の丸から二の丸へ続く横矢掛りの高石垣は必見です(写真⑨)。この石垣の上に立って見ましたが、下に吸い込まれて落ちてしまいそうなそんな感じの高さです。確かにまず攻め落とすのは相当むずかしいだろうと感じました。(高所恐怖症の方は下を見ない方がいいかもしれません! 私も足が震えました(笑)。 柵などはないので写真撮影に夢中になって落ちないように十分注意して下さい。落ちたらまず助からない程の高さです(写真⑩))。
岡城②へ続きます。
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