まさに、桜満開の「桜町陣屋」にお邪魔しました。
「小田原城」の城主 大久保 忠朝さんの三男が分家して陣屋を創設したそうです。
その後、疲弊している領内の建て直しをする為に、二宮 金次郎さんが在陣し、復興しました。
37歳~62歳の頃なので、私達が想像する銅像の金次郎さんより、ずいぶん大人になってからです。
用水路や堰、橋などの整備をしたとありました。
金次郎さんの幼少時代、両親が洪水の被害で疲労し亡くなってます。
「桜町陣屋」は広い駐車場がある、大きな公園でした。駐車場から道を渡ると、レジャーシートを広げている家族が何組かいらっしゃいます。最高なお花見日和です。
土塁は桜の花びらが。
『むかーし昔、お爺さんとお婆さんがいました。』から始まる絵本に登場しそうな建物があります。ここで金次郎さんは日々、天災と戦っていたのでしょう。
敷地を囲むように土塁があり、向こうに神社がありました。向かって左手の狛犬様には、2匹の小さな狛犬ちゃんが纏わり付いてます。
「桜町陣屋」には建物が識別されて分かりやすくなってます。
詰所にも、桜の枝が伸びてます。
尽力を尽くした「桜町陣屋」にお勤めの金次郎さんと名も残らない人々。
美味しご飯が食べられるのは、こんな先人の努力のおかげなんだと改めて思った「桜町陣屋」攻めでした。
+ 続きを読む