特別史跡・特別名勝指定城跡
(2021/08/12 訪問)
一乗谷朝倉氏遺跡は戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡です。山城の一乗谷城と山麓の朝倉氏及び家臣団の居館からなっています。遺跡全体が国の特別史跡で居館跡に残る4つの日本庭園が国の特別名勝に指定されています。
一乗谷は東西約500m南北約3kmで東、西、南を山に囲まれ、南北に城戸が設けられ1.7kmの城戸ノ内に朝倉館・侍屋敷・寺院・町屋が計画的に整備され、周辺の山峰には城や砦が設けられ地域全体が要塞であったとされています。
遺構としては、土塁・虎口・石垣・礎石などが残っており、日本初の町屋跡が復元されています。
二度目の登城で、娘が嫁いだ金沢に行く途中に立ち寄りました。今回は、一乗谷朝倉氏館のみで一乗谷城へは時間の都合上行っていません"(-""-)"
朝倉館散策中に一風変わった方が居り(和装で雨が降っていないのに雨傘をさしている)、目を合わせないようご挨拶。諏訪館跡庭園で立石の画像を撮っていた所、その方が近寄ってきて、「観光の人かね?何方から来たの?」と尋ねられ「はあ、愛知県です」「すみません」と返答。「いやいや、貴方が熱心に庭園跡を見てるから、つい、嬉しくて」とのこと。その方は、朝倉氏庭園に興味があり、毎日のように来て画像に収めているとのことでした。「450年前には、この紅葉の木もなく、周りの杉の木も生えていなかったでしょう。でも今はね、杉の木の間からの木漏れ日が庭園の立石に射し込んで凄くいいですよ」等など(*'▽')その方の話が面白く、30分程お話を伺ってお別れしました。庭園に興味がある方は、朝8時頃一乗谷朝倉氏館に行けばその方と会えると思います。是非どうぞ(#^.^#)
+ 続きを読む