姫路城の外堀跡発掘調査現地説明会に行ってきました。城びとのツイッターで現地説明会のことを知ったのが開催2日前。急ぎ下調べをして、当日は朝一番で姫路に向かいました。
調査地は外曲輪西部の外堀跡で、備前門跡の北側にあたります。姫路駅から歩いて15分程度なので城下町の説明板をたどりながらぶらぶら歩いて行き、説明会開始の20分ほど前に着きましたが、すでに多くの人が集まっていました。現地説明会資料を受け取り、調査地を覗いてみてびっくり! 現地を見るまでは石垣が発掘されたといっても外堀だからなぁ…とどこか舐めた気持ちもありましたが、まさかこれほど大規模かつ明瞭に遺っていようとは!
調査地のあたりでは外堀は西側を南流する船場川に平行して設けられており、堀幅約10m、深さ約1.7~2.6m、東面石垣は7段、西面石垣は9段の石積みが確認され、石垣上部では積み方に乱れが見られることから、洪水からの復旧で急ぎ積み直されたものと考えられるようです。外堀と船場川の間には堤が築かれ、増水時には船場川と外堀で水位を調整して氾濫を防ぐ治水機能も有していたんだとか。
調査地は埋め戻されてビルが建てられるとのことで、この見事な石垣をもう目にすることができなくなるのは大変残念ですが、ビルの下にこの石垣が眠っていると考えると、そして調査地周辺の外堀跡沿いではどこを掘っても同じような石垣が見つかるんだろうな、と考えると、何ともロマンのある話ですよね。改めて姫路城は素晴らしいなぁ…と実感させられました。
現地説明会資料のPDFデータは奈良文化財研究所からダウンロードできますので、興味のある方はぜひ。
姫路城城下町跡(480次)現地説明会資料( https://sitereports.nabunken.go.jp/131947 )
また、発掘調査の成果は「特別版 お城EXPO in 姫路」の「姫路城世界遺産登録30周年記念展示」でも紹介されるそうなので、お城EXPOに行かれる方は、そちらでもどうぞ。
さて、現地説明会の後は えきそば大手前店で早めの昼食を摂り、この日のもうひとつのお目当て、姫路城の堀めぐりに向かいます(続く)。
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