石神城は江馬氏の本城・高原諏訪城の支城の役目をしています。構造的には主郭の西に二郭、三郭が連なり主郭の左に堀切があり三の郭の先にも堀切が有るようです。二の郭は藪に覆われていて通過は不可能なので、一度主郭から元来た道を引き返し、鉄塔の有る場所から二つ目の鉄塔を目指します。そこが二の郭の下段の扁平地となり、その先が三の郭になります。
支城だけあって、比較的簡素な造りになるようです。そういえば、登城中に熊のフンがありました。そこで引き返すかは、当人の判断になります。熊は移動距離が多いので、数日前に通過して行った可能性もありますが、エサが豊富にあるのなら周辺にまだいる可能性もあります。
寺林城でも見たような気がしますが、あれはちょっと確信がないですね。飛騨・高山は昔から熊が出るので、地元の人達は熊と上手く付きあっている気がします。地元や行政・漁師との信頼関係が出来ているのではないでしょうか。私も危険と判断したら、引き返すことにしています。
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