バスツアーでの訪問
(2021/11/11 訪問)
11/11にバスツアーにて篠脇城跡を訪問致しました。
ここの特質は、畝状竪堀群がくっきりと分かるということです。
篠脇城の戦国の庭園は、山麓にあり国指定になっております。
その戦国の庭園跡が、山腹の山城に屋敷跡と共に発掘されたことであります。
今までも、一乗谷城のように山麓では戦国の庭園は発見されておりますが、山城で発見されたのは初めてです。
そして、11/27に現地説明会があり翌日には地元の岐阜新聞に掲載されました。
そして、大桑城でも同じように山城で戦国の庭園が発掘されています。
篠脇城東氏、大桑城は土岐氏ですが岐阜県で2箇所も戦国の庭園が発見されたことになります。
来年、大桑城への見学会もあるので早速申し込みました。
また、来年はリニューアルオープンする福山城と岡山城が有ります。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館の前に、新しく一乗谷朝倉氏遺跡博物館が来年の10月にオープン致します。
朝倉館の原寸再現や一乗谷の城下町ジオラマや遺構展示室に加えて探究ラボでの体験学習で出来、朝倉氏の歴史や遺構の見所などわかりやすく紹介されます。
また、山城サミットが恵那市で来年は開催されます。
来年も新しい発見がありそうですね。
にのまるさん、東京都の城びと登録城を制覇されたそうで、本当におめでとうございます。
江戸城36見附を歩かれた情報を拝見し、江戸城のスケールが大きさを実感しております。
人々の往来を監視し、江戸城を防衛する軍事施設が見附なのですが、
内郭は周囲約7.8Kmで、外郭は周囲約16Kmもあるのですね。
これを歩かれたにのまるさんには敬服致します。
そこで、外郭の門は殆どが枡形を形成していて、土橋、高麗門、櫓門がセットになっておりますね。
ただ、喰違門だけが外郭門の中で唯一枡形にならない虎口となっていますね。
木戸門だけで、石垣も櫓門もなかったようです。
何故、ここだけ枡形にならなかったのでしょうか?
疑問を持ちました。
喰違門が真田濠と弁慶濠の分水嶺に位置していたことが影響したのでしょうか?
牛込門と市ヶ谷門は、東西の堀の水面の高さが異なっていて、小さな滝で水量を調節していたのですね。
牛込橋には、現在も二段の滝があるそうです。
山下門は、最も小さな門だったので櫓門は置かれなかった。
枡形門ではあるが、直進して中に入れたようです。
もう一つ、面白い門が有りますね。
芝口門は、朝鮮使節来日の際に国威を示すために設けられた門なのですが、焼失してのちは再建されないで、また石垣も撤去され、芝口門そのものが廃止されたのですね。
だから、江戸切絵図には新橋としか載っていません。
このように、各門がユニークでありそれぞれ個性を持っていたことが分かりました。
にのまるさん、貴重な情報ありがとうございました。
また、来年も宜しくお願い致します。
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