「南側・西側からご覧になりたい方は、皇居一般参観に御参加ください」ーー。
そんな案内板が北側にあります。江戸城・富士見櫓。本丸先端部(最南部)に築かれた天守代用の三重櫓は、明暦の大火後に再建された貴重な現存遺構(*関東大震災で大破し、その後解体復旧)。新政府樹立後、上野戦争の際には長州の大村益次郎がこの櫓から指揮を執ったそうな。
「八方正面」と謳われた櫓。つまり、どの方角から見ても優美ということなのでしょうが、現在、訪日客らが喜んで撮影している北側に破風はなく、単調な印象。宮内庁所管(皇室財産)のため、文化財保護法対象外。内部の見学も期待薄でしょうか。
一方、写真には写ってませんが、櫓が乗る打込接の石垣は1606年に加藤清正が築いたそうです。やはりもう一度、今度は下から見上げることにします。
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