伊勢亀山城は文永2年(1265)伊勢平氏の流れをくむ関実忠によって築かれたと言います。
その後、天正18年(1590)豊臣秀吉に従った岡本良勝が入城し、天守や
各郭が今の縄張りに整備されたと伝わります。現在、多聞櫓が建っているかつての
天守台もこのころに築かれたものだと思います。
亀山神社、その北にある公園がかつての本丸。本丸の東の亀山小学校と亀山市役所が
二の丸跡。さらにその東が三の丸跡になります。
本丸の南側の亀山中学校とその南側の町並みが西の丸跡。
かつての堀跡が道路となっていたり、今でも街割りにかつての縄張りの
影響が残っているようです。
北側の菖蒲園の池も北側にかつての堀の形状を残しているようです。
なかなか広い縄張りを持つ城で亀山市歴史博物館の入り口の前には
石板門の石垣が残っています。
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