小島城は姉小路家から分家した小島氏の城で安峰山の西北に位置する標高620mの尾根先に築かれています。天正13年(1585)豊臣秀吉によって金森長近が三木氏を討伐した際、小島城も攻められ落城し、城主小島時光は討死したと案内板に書かれています。麓から登山道が続いているようですが、時間と体力の都合で(暑いのに日が短い)北側の林道を使って城址のすぐそばまで行くことにします。まず害獣除けのゲートを開いて舗装された林道を進みます。もちろんゲートはしっかりと閉めておきます。思ったより道はしっかりしています。時々石が落ちているのが気になりますが、それさえクリアできれば問題なく駐車場までたどり着きます。城跡は最高所の主郭を中心に東側に東郭、やぐら台があり西に西郭があって、西郭の先端部の周辺には石垣が良く残っています。その先はロープが張られていて石が露出する急こう配になっています。降りた先は郭になっていますがその先は遺構は見当たりません。あとから考えると降りる先を間違えたようで、西側に降りていくと古城まで行けたようですが、この日はここで切り上げました。
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