増島城からの転戦です。ゲート入口(36.254443、137.186812)から進入し、分岐点(36.250926、137.182915)を狭い道へ入れば、主郭近くの駐車場(36.251819、137.174862)に着きます。
なお、駐車場のGPS座標(あくまでも目安として)を入力しても辿りつけませんので、ゲート入口➡分岐点のGPSを入力して進んでください。
築城年代は定かではないようですが、南北朝時代に姉小路氏によって築かれたと云われています。
姉小路氏は公家で三条実房の子公宣が京の姉小路に住んで、姉小路氏を名乗った事に始まるそうです。
飛騨の姉小路氏は姉小路家綱が建武新政の際に飛騨国司となり、信包城(向小島城と推定されている)を居城としたことに始まるそうです。
姉小路家綱は南朝方によって国司に任命されたことから、おもに南朝方として戦っていました。その後、姉小路氏は小島氏・古川氏・向氏の三家にわかれます。
戦国時代になると京極氏の被官であった三木氏が台頭し、小島氏はそれに属していましたが、1585年(天正13年)羽柴秀吉の命によって飛騨国に侵攻した越前国大野城の金森長近によって攻められ、小島城は落城しました。
主郭の背後に櫓台があり、西側に東屋があります。
東屋の西側下には算木積の石垣があり、そこから急斜面を降りて行くとNHKのアンテナ施設のようです。
帰りにこの急斜面を登るのがイヤなので、自分は行っていません。
攻城時間は30分くらいでした。次の攻城先=小鷹利城に向かいます。
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