村岡山城は標高301m比高約150mの御立山の山頂に築かれています。大野南袋一向一揆によって築かれ、敵対する白山平泉寺とは5kmの距離にあります。平泉寺は朝倉式部大輔景鏡を差し向けましたが一揆勢は裏手より平泉寺に放火、景鏡は敗れ四方に落ちますが、50~60人余りでなおも戦おうとして多勢相手に皆討死したそうです。この合戦での勝利が地元の勝山の語源になっています。
一揆衆の築いた城ですが非常に良く出来ていて、遺構も良好に残っています。主郭や二の丸からの眺望は良好で、主郭の周囲に土塁や堀が良く残り、南に虎口が付き土橋がかかっています。本丸の周囲を二の丸が囲っていて、この城で最大の面積を持っています。東側には畝状竪堀を良く残し、南東側にも幾筋かの竪堀が残っています。西側の郭には幾つかの堀切を越えるとたどり着き、ここからの眺望はかなり良いです。なかなか見どころの多い良い城で、白山平泉寺に行かれる方はぜひ、この城も訪れていただければと思います。
村岡神社境内から道が続いていて途中道が分かれますが南の尾根に登る道を選択していただくとスムーズに登れます。道中ずっと並んでいる石仏が目印になってくれるので迷うことは無いと思います。
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