鳥坂城は標高75mの茶臼山に築かれており、下からは遊歩道が
続いています。
近くにある阿波国分尼寺の駐車場が利用でき、そこから
徒歩で5分ほどで登城道にたどり着きます。
主郭周辺はヤブ化が進んでいますので
そこから直接、山頂の郭にたどり着きました。
主郭周辺には幾重にも帯郭が円錐状に続いていて
ヤブ化した状況でも、それが確認することができます。
北側帯郭の下層部の先に畝状竪堀があるようですが、未確認です。
周辺にある石積は後世のものと思われますが、
戦国期に砦として再利用されたのかは不明です。
伝承としては文治2年(1186)に佐々木経高によって築かれたと有ります。
阿波・淡路・土佐の守護になった佐々木氏が阿波国の拠点として築いたが
承久の乱の後は、小笠原長清が阿波の守護になり、長清は佐々木氏の籠る
鳥坂城を攻めて、佐々木氏を排除したとあります。
阿波国分尼寺跡
徳島県名西郡石井町
34°04'04.9"N 134°27'55.9"E
34.068020, 134.465531
鳥坂城跡 登城口
徳島県名西郡石井町石井尼寺268−4
34°04'08.2"N 134°27'48.1"E
34.068949, 134.463357
+ 続きを読む