ゆのしろ

温泉城

兵庫県美方郡

別名 : 白毫山(びゃくごうさん)城
旧国名 : 但馬

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北西尾根の堀切
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しんちゃん

竪堀マシマシ戦国時代 (2025/09/11 訪問)

主郭と二郭の間には堀切があり竪堀となって下に続いています。城が造られたのは南北朝に期限が有りますが、戦国時代に改修が施されています。土塁などはあまり残っていませんが横堀や竪堀が念入りに付け加えられています。
主郭の北側に降りて行くと腰郭が有り、北側に畝状の竪堀が複数配されています。さらに尾根を北に下って行くと広めの郭が有り周囲には堀切や竪堀が多数ありました。後は来た道を戻って行きましたが山肌を歩いていると急な斜面に大きな竪堀が彫られています。
竪堀の底はさらに角度が付いているようで、これは危ないなと思って迂回しました。竪堀の掘り方一つで堀底の角度を増すことができます。えげつないけど戦場の知恵ですな。

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しんちゃん

南朝方奈良左近の城 (2025/10/11 訪問)

イベントがらみで訪問しました。タイトな日程の中訪問しましたが、思った以上の遺構が残っていて楽しめました。とはいえ、散策路が十分整備されているとはいえず、危ない箇所もあります。特に巨大な竪堀のある場所は滑り落ちたら止まらないと思います。
途中まで車道が通じていますが、いやな予感がするので空きスペースに車を留め途中から歩きます。
城址東側を北上してから北東か城址に回り込んで行きます。北東の尾根には二重堀切がありそこから尾根沿いに城址に登って行くことが出来ます。帰りには尾根沿いに降りて行って二重堀切の所から道に降り下山しています。
話を登城時に戻すと、二重堀切を見上げながら進んで行くと大きな竪堀が見えます。途中から直登して三郭に取りつき尾根上を主郭に向かいます。尾根の上の高低差は少ないですが三郭、二郭、主郭と有る程度の段差があり、二郭と三郭の間には北側に土橋が付いています。

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todo94

倒木で駐車場までは車で行けません (2023/11/23 訪問)

健康公園側から攻めましたが、なだらかな坂で丘城のようなイメージでした。太い木の枝が散乱していて車で進むことはあきらめ、徒歩にて攻城しました。せっかく駐車場が完備されているのにもったいないことです。駐車場には説明板が建っていて眼下に国道9号と集落を望むことができます。こちら側はかなり急峻で遠望も要害堅固な山城のように見えます。駐車場から折り返すといよいよ城の中枢部へ。さほどの期待はしていなかったのですが、結構な遺構が残っていて紅葉とともに楽しめました。「温泉」と書いて「ゆの」と読むのは、世界遺産構成資産の「温泉津(ゆのつ)」で承知していましたが、町名は「しんおんせん」でした。

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心を強くもって進む (2023/05/27 訪問)

「城びと初投稿いただきます」(ぴーかるさん投稿からのぱくり)。
湯村温泉の背後に聳え、国道9号線を見下ろす要衝でもあります。凝灰岩の山体を春来川と稲負谷川が浸食し、急斜面ながら、頂上は平らな、山城に向いた地形です。山頂の城域は、400mX200mと広いです。
南北朝時代に作られた城ですが、戦国期に増強されて、30本以上の竪堀、堀切があると。特に尾根先は二重、三重の堀切や畝状竪堀で防衛しています。
但馬アルペンロード脇に「温泉城」の表示が立ってます(写真8)がそれ以降は道標はありません。とにかく道なりに進みます。私は行きつ戻りつして、地元の人に道を教えてもらいました。写真9の標柱からコンクリート打ちの林道を進みます。Googleマップは違うところに導くので要注意です。林道は城域の近くまで通じているのですが、倒木多数で、最後の数百mは徒歩で行きました。城域は、下草はなく、また、やや朽ちかけてますが、階段や散策道が整備され、遺構が良くわかります。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 南北朝時代
主な城主 奈良氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、竪堀
指定文化財 町史跡(温泉城)
再建造物 説明板
住所 兵庫県美方郡新温泉町湯
問い合わせ先 新温泉町教育委員会社会教育課
問い合わせ先電話番号 0796-82-5629