坂戸城は標高634m、比高473mもあるかなりきっつい山城です。御居間屋敷跡を経由して薬師尾根コースで登りましたが、登りで80分はかかります。城域もそれなりに広いので、この季節だと早めに登城する必要があると思います。坂戸山の最高所に主郭があり、通称・実城で通っています。実城の周辺にはカタクリの花が自生していて、季節に応じて散策には気を使う必要があります。実城から尾根沿いに南東の方向に小城・大城と続いていて小城には土塁が残ります。実城の北側には主水郭があります。比高が473mもあるので眺望はどこからでも良く、集落や周囲の山々を見渡せます。天気の変わりやすい山らしく登城の時はピーカンに近かったのですが下山するころから雨がひどいどしゃぶりになってきて酷い目にあいました。個人的には念のため雨ガッパを持っていくことを推奨したいですね。関東管領上杉家の家臣・長尾氏が守護代として入っていた城で、長尾政景の子・景勝が上杉謙信のもとへ養子に入る前に居た城のようです。
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