「るの門」制覇を果たしすっきりしたところで「夏の特別公開」開催中の天守群に向かいました。非公開エリア6棟の同時公開は本日(9/24)が最終日です。
【イの渡櫓】
コロナ渦籠城中につくったペーパークラフトで気になっていた台所櫓が中庭の真正面に見えました。実物を見ることができて感激です。
【東小天守】
窓越しに迫る大天守、迫力がありました。との一門や北側の入れないエリアもよく見えました。
【ロの渡櫓】
足裏に伝わる手斧はつりの感覚が時代を超えさせてくれます。ホの櫓もばっちり見えました。折り重なってぎゅうぎゅう詰めの屋根も眼福です。
【乾小天守】
ロの渡櫓の長い屋根や大天守が至近で見られました。
格子のない窓枠が素敵なフォトフレームに早変わり。西の丸もよく見えました。
【ハの渡櫓】
短い渡櫓ですが、乾小天守と西小天守を結び、外から見ても存在感があります。
閉ざされた扉の向こうの西小天守は来年2月に初公開されるそうです。
【折廻り櫓】
天守見学を終えて備前丸に出ると石垣の上に聳える大天守。その威容に圧倒されながらも気になるのが石垣から突き出ているように見える折廻り櫓です。昨年改修を終えたばかりで漆喰の白が眩しかったです。往時の姿とは少し異なるようですが、備前丸に御殿があった時代の面影を残す居室内にある狭間が特徴のひとつで、重要な防御施設だったと知ることができました。退出してから全体を眺めるとガチで狙われているように思えたのがおもしろかったです。
「ふだん見ることのできないところ」の公開でしたが、「ふだん見ることのできるところ」すら理解があやしいので、せっかく行っても何も感じなかったらどうしようと不安で、行く前は“楽しみ”というところまで気持ちが達していませんでした。しかし、懐の大きな姫路城は知識の多寡など関係なく受け入れてくれました。
たくさん撮った写真を見返しながら『この写真はどの櫓から見たどの櫓のどの部分でしょう?』クイズを自分に出題するのが楽しいです……( *´艸`)
<城内散策へつづく>
+ 続きを読む