以前より訪ねたいと思っていた常陸の国、武田氏館・甲斐武田氏発祥の地を初登城し願いが叶いました。
城郭放浪記さん始め城びと多くの方が投稿されて居り何時か何時かと考えていましたが、丁度、孫の運動会観戦で宇都宮まで来ましたので観戦の翌日、武田氏館他水戸城周辺未踏の城廻りを企画し探訪に出掛けた次第。
住所:茨城県ひたちなか市武田566-2
駐車場:武田氏館の門前、ジャリ駐車場、数台は可能
参考資料:城郭放浪記さん、グーグルマップ、城びと投稿者多数の記事
武田氏館はふるさと創生事業として平成3年11月に武田郷の地に当時の武士の館を再現したとの事です。本来の史跡武田氏館跡は現在の陸上自衛隊勝田駐屯地内の武田池の南の地に在り、駐屯地内入る事は出来ません。
那珂川の河岸段丘の南西端を活用した高田氏館の様でした、再建した館は湫尾神社(ヌマオジンジャ)の北裏に建てられ居ます。
高田氏館は南面板塀で囲まれて、門、主屋、厩、納屋(管理棟)の造りです、入場料無料、パンフレット入手、主屋の中心に父源義清と子源清光に鎧兜を身に着けた人形が置かれて大鎧、盾、陣幕で陣立ての様子が設定されています。
義清からは武田郷にちなみ武田を名乗ったとの事。周囲の回廊には武田氏佐竹氏の系図が清和天皇からの清和源氏系図、八幡太郎義家の弟新羅三郎義光から佐竹氏、武田氏へ武田氏初代義清、清光へ18代後に信玄公へと継承されます。高田氏館跡の略図、解説。地元武士達とのいざこざにより義清、清光の甲斐の国への配流の解説などが展示されています。
源氏の分流の勉強にもなります。
武田氏館から南隣接地に在る湫尾神社(ヌマオジンジャ)へ、参拝して南に在る鳥居へ、鳥居傍に甲斐武田氏発祥の地石碑、また解説板を確認して暫し読みふける、この間地元の方が3人ほど参拝されていました。
那珂川を越えて南側から望むと段丘が連なり、いい場所に構えたなの感じ、しかし丘陵への道が常磐線を潜る狭い道、危険を感じて住宅団地の真ん中を通る道西へ抜けて団地の通りに高田氏館の看板が有り団地内へ、途中不安になり団地の方に聞き到着しました。
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