飯山城は越後への軍事的な要衝にあり、独立した丘陵上に築かれています。元は常盤牧の泉氏の城でしたが高梨氏の支城となり、高梨氏の上杉謙信への家臣化が進むにつれ上杉氏の属城となっていったようです。
案内板によると永禄7年(1564)ごろに上杉氏によって対武田に城として改修を受けているようです。慶長3年(1598)上杉景勝の会津移封の後は関・皆川・堀・佐久間・松平・本多と城主が移り変わって行きました。本丸にある葵神社には本多氏の家紋である本多葵(丸に立ち葵)が描かれています。本丸のイチョウは既に散り始めていて黄色い絨毯のようになっています。
春には桜が咲き誇り、良い市民の憩いの場所となっているようです。公園となった城址もよいものですな。
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