知覧城は南九州の直立した崖をなすシラス地形を利用して築城された城で、なかでも最も保存が良く、規模も南北800m、東西900mと大きく南九州のシラス地形を利用して築城された、城としては代表格の城郭です。
知覧城は標高170mの台地上を刻む侵食谷を利用して約40mの切り立った崖の上に、本丸、蔵ノ城、今城、弓場城の4つの独立した郭で画されており、その4つの画された郭の周囲を約30m~70mの大空濠(蔵ノ城と式部殿城の間は自然谷)で囲み、更にその大空堀の周囲を栫(かこい)と呼ばれる9つの郭で囲まれています。
知覧城跡はシラス地形特有の直立した崖によって各郭が守られており、その険しさは来る者を圧倒しています。
今回、空路で鹿児島初上陸。今までの城巡りは全て車での移動でしたが、今回時間の都合と体力的な都合で、中部国際空港セントレアから鹿児島空港まで空路、鹿児島空港からレンタカーを利用させてもらいました。良かった点は時間の短縮が出来予定していた城・観光地巡りが出来た事(*^▽^*) 悪かった点はコストと人吉城への再訪が出来なかった事(>_<)ですね。
知覧城に立ち寄る前に、知覧ミュージアムに立ち寄り続100名城のスタンプ頂き、その横にある以前から興味を持っていた知覧特攻平和会館に寄り会館を見学、特攻される方の遺書や手紙、遺品、語り部のビデオなどを見聞きし、目頭が熱くなりました。自分がその時代に生まれ同じ境遇であれば、愛する者の為、家族の為、国の為に自分の命を犠牲に出来るだろうか(・・?考えさせられる旅となりました。
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