佐土原城は建武年間(1334~1338)に伊東氏の一族である田島氏によって築かれたとされています。応永34年(1427)伊東祐賀が入り佐土原氏を名乗ったとされ、後に伊東48城の一つとなります。天文5年(1536)に焼失するも、新たに鶴松城として再建され、島津氏によって伊東氏が豊後国に追いやられると、伊東家久が入りました。「ドリフターズ」で有名な島津豊久は家久の息子で、天正15年(1587)豊臣秀吉の九州平定の直後に家久が急死すると、後を継いで城主となっています。
この日は朝から雨ですが、佐土原城は傘をさしながらでも訪問できました。最もこのあと、ヤブきつめの那珂城や田野城を攻略しているのですが・・。宮崎市佐土原歴史資料館 鶴松館の裏より大手道が城山まで続いており、本丸までたどり着くことが出来ます。残念ながら台風被害の影響で南の城、松尾ノ丸は立入禁止になっています。本丸の入り口は枡形と記載があり、土塁も残っています。北側に天守台跡とされる場所があり、そこから東屋のある郭を経由して麓に降りてきました。
個人的には豊久がモンタージュ顔のままなので、オリジナル顔になるといいなと思っています。
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